太古の大陸オーストラリアの大地が育んできた樹木ティートリーの精油が頭皮を浄化し、その香りが心とカラダを癒します。オーストラリア大陸には約5万年前から先住民族アボリジニの人々が住んでいました。しかし彼らには、歌や踊りや口伝で伝えられてきたドリームタイムと呼ばれる天地創造の神話があります。
このドリームタイムには、生きていく上に欠かせない知恵や技術、文化や歴史などがすべて盛り込まれていました。その根本には「人は自然や動植物たちと一体となって共に運命を生きる」という右中間があります。
彼らはドリームタイムによる深い知恵にもとづいて、自然の薬草ハーブを使って身体を癒してきたのです。そんな彼らにとって大切な植物の一つがティートリーでした。
ティートリーの配合には、彼らのような、精神的に自然との深いつながりを持つ文化が、新たな形で育まれていくことを夢みる思いも込めました。
頭皮にも髪にも川にもやさしくて、使い心地も満足できる安全なシャンプーです。 石けんシャンプーの髪のキシミがガマンできない人のために環境にやさしく、人にとって安全なシャンプーといえば、これまでは、石けんのシャンプーが主体でした。でも石けんで髪を洗うとどうしても髪がキシんでしまいます。
髪が短い人は良いかも知れませんが、ある程度の髪の長さがあるときには、このことに耐えられず、一般のシャンプーに戻ってしまう人も少なくありません。
石けんシャンプーを使ってみようと思った人たちは、それでも、できるだけ自分の身体にやさしく安全性の高い製品を使いたいと思っているはずです。
そのような気持ちに応えたい思いから、石けんと同じような安全性を持ちながら髪がきしまない洗い心地も満足できる、安心安全シャンプーを作りだしました。
洗い心地が良いのに皮膚にやさしいので、実際に多くの敏感肌の方に喜んでいただいています。
石けんで洗うと何故髪がきしむのか? 水の中に溶けているカルシウムやマグネシウムというミネラルと石けんが結びつくと、石けんカスといわれる粒子が出来てしまいます。
これが石けんを水に溶かした場合に白く見える理由です。ちなみにミネラルを含まない蒸留水に石けんを溶かしても透明なままです。
また石けんはアルカリ性ですが、髪のキューティクルのサヤはアルカリ性だと開いてしまいます。この開いたキューティクルの隙間に、先の石けんカスが入りこむことで髪がきしんでしまうのです。
石けんに良く似たやさしい性質を持ちながら、石けんカスのできない安全な洗浄成分 ティートリーシャンプーの主成分である洗浄成分、つまり界面活性剤は、ヤシ油とお酢を主原料とする低刺激で安全性の高い「ラウレス3酢酸ナトリウム」です。これは上記のように、とても石けんと良く似た形を持っています。
石けんとの違いはオキシエチレンという分子が途中に3つくらいついているところです。
これによって安全性は石けんととてもよく似ているのに、髪のキシミの原因となる石けんカスを作らないですむのです。
一般的なシャンプーで良く使われている界面活性剤は、硫酸やスルフォン酸をヤシ油に反応させたものです。
石けんはカルボン酸塩といいますがラウレス3酢酸ナトリウムも石けんと同じカルボン酸塩です。この硫酸塩またはスルフォン酸塩であるかカルボン酸塩であるかが、頭皮や肌、髪に対する刺激やダメージに大きな違いを生み出します。
ずいぶん昔から台所洗剤などでももっとも良く使われてきたのがこの硫酸塩タイプの界面活性剤。そうした洗剤で手荒れが起きるということは頭皮にもそれなりの負担がかかってきたということです。
安心安全なシャンプーのティートリーシャンプーなら、頭皮に対してそのような負担をかけることはありません。
ラウレス3酢酸ナトリウムの「3」という数字も意味がある 「ラウレス酢酸ナトリウム」という洗浄成分は最近少しづつ、やさしい系のシャンプーで使われるようになってきました。しかしそれらのほとんどはラウレス4~6のものがほとんどで「3」は極めて稀です。
この数字の違いもまた意味があるのです。
「3」のものは成分そのものの製造も難しく、さらに製品製造の手間もずっと大変になります。
表向きの広告宣伝では書けないような見えないところでの努力がこのシャンプーにはこもっているのです。
その他にもいろいろなこだわりを持っています。 *防腐剤を使わない・・・
通常防腐剤というとパラベンだけだと思っていらっしゃる方も多いようですが、パラベンはむしろ防腐剤の中では比較的やさしい方です。むしろパラベンより毒性が強いのがフェノキシエタノール、ブチルヒドロキシトルエンなどです。パラベンを含めて一切の防腐剤を使用していません。
*アミノ酸系界面活性剤の中で、最もやさしいタウリン系のものを使用している・・・
アミノ酸系界面活性剤は比較的にやさしいものですが、人によってはフケやカユミの原因になる場合が少なくありません。しかしその中でもタウリン系のものはそうしたことが最も起こりにくいものです。
ラウラミドプロピルベタインはイオンバランスによってシャンプーをやさしくします。
コカミドDEAは泡のコシを生み出す役割を果たします。
これらも肌にはやさしい成分です。
*エデト酸塩、合成香料、合成着色料を使わない・・・
エデト酸塩(EDTA)はシャンプー石けんなどによく配合される金属封鎖剤です。これはPRTR法の対象になるほど毒性・刺激性の強い成分です。当然こうした成分は使用していません。
酢酸(お酢)から作られた界面活性剤は分解性もいい。 同じ植物油脂からできている洗浄成分でも、硫酸からできているものか酢酸(お酢)からできているものかで皮膚に対する刺激性が違うだけではありません。
下の図のように、分解性の面でも明らかな違いがあります。
この生分解性試験の結果によれば、お酢の界面活性剤は硫酸のものより23%早く分解することがわかります。
「植物油が原料だから地球に優しい」ということは基本的には間違いではないではないと思いますが、そこにも違いがあるということなんです。
ハーティハートティートリーシャンプーは安心安全なだけでなく、環境にもさらにやさしいということです。