10のキーワードから解き明かす、大麻という植物の数奇な物語
私たちは、米より先に大麻をつくっていた。「古くて新しい農作物」の再発見。
この本では、植物としての大麻を、名称、歴史、農、衣、宗教、文化、食、薬、模様、法 の10のキーワードから解き明かしています。
本書を通じて知っていただきたいのは、多くの日本人には忘れられているものの、稲作より早く(1万2000年前)から栽培され、日本人の衣食住を支えてきた「大麻という農作物」についてです。
意外に思われるかもしれませんが、ほんの70年ほど前まで、大麻は日本人にとって非常に身近な存在でした。
それがなぜ「違法な薬物」になってしまったのかは、本書を読み進めていくうちに明らかになっていきます。(「はじめに」より)
【著者/一般社団法人 大麻博物館 プロフィール】
2001年に栃木県那須に開館。
日本人の営みを支えてきた農作物としての大麻の情報収集や発信を行うかたわら、各地で講演、「麻糸産み後継者養成講座」などのワークショップを開催している。
著書に
「大麻という農作物 日本人の営みを支えてきた植物とその危機」
「麻の葉模様 なぜこのデザインは、八〇〇年もの間、日本人の感性に訴え続けているのか?」
がある。(ともに自費出版)
■ ご購入者レビュー
おすすめ度 | ポン子様 | 2022-11-11 |
色んな角度から大麻の歴史を知る事ができ充実した内容です。 昨年の本なので情報も新しいです。 |
おすすめ度 | victor様 | 2022-05-19 |
とても良い本。大麻について語るとき人は「薬物」部分にこだわり過ぎだとフラストレーションを感じていますが、全てを払拭してくれる素晴らしい解説本です。古来、日本人が使ってきた大麻は繊維型で向精神作用のない農作物である! |
おすすめ度 | 42o様 | 2021-08-22 |
日本の麻の歴史が分かりやすく書かれています。 |